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月島~もつ煮込み屋のメニュー”バージョン”とは? [飲食店]

<登場人物> さまぁ~ず 大江麻理子 女店主 おじさん

<場所> 月島


月島の通りを歩く3人。
その脇をおじさんが通り抜けて行く。

おじさん 「早く帰ろう!サンマが不味い!」

三村 「サンマが不味い?」
大竹 「サンマが・・・」
大江 「サンマが不味い?」
三村 「何か毒づいて帰ってったけど・・・」
大竹 「早くかえろう!って言って」
三村 「あはははは」

そのおじさんが出て来た路地に店が・・・

大竹 「えっ、この店何だ?」
大江 「いいですね~夕方から出来上がってる」
大竹 「どうも!」
三村 「今の泥酔した人、お客さんですか?」
店の客 「あははははは」
大竹 「あのオジサン、もの凄く毒づいてましたけど・・・」
大江 「あははは」
店主 「色んなお客がいますから、ウチは」
大竹 「サンマ・・・食べてったんですか今?」
店主 「サンマ?サンマ食べない。カレイか何か・・・」

大竹 「何屋さんですか、これ?・・・もつ煮」
店主 「もつ煮込み屋です」
三村 「いいですねぇ~・・・この・・・路地で」
大江 「いい匂いがしますね~」
大竹 「ちょっと、頂いちゃってもいいのかなぁ」
三村 「いいのかな?」
大江 「もんじゃ・・・じゃないですからね」

この日の月島のロケでは、もんじゃはNG。

三村 「そうだよね!食っていいんだよね!」
大江 「いいんじゃないですか」
大竹 「そうです」

3人はここで月島に来てから最初の食事をすることに・・・


気になるメニュー「バージョン」とは?


店主 「当店はねぇ~和牛のもつです」
大竹 「へぇ~」
三村 「おぉ~」
店主 「これ、国産牛のもつ!」
大竹 「これ、種類が3つ違うけど・・・」

店主 「これがフワ!」
大竹 「フワ」
大江 「フワ?」
店主 「ナンコツ」
大竹 「ナンコツ」
店主 「ナンコツっちゅうのは、のどぼとけ」
大竹 「はい」
大江 「フワは?」
店主 「フワっちゅうのは、牛の肺」
大江 「肺?」
大竹 「じゃ、これは?」
店主 「腸!」
大竹 大江 「腸!?」

大竹 「ただ、あの~・・・一個気になるんですけど・・・」
    「煮込みのね、並びの最後に”バージョン”って書いてある」

店主 「バージョンっていうのは・・・」
大竹 「バージョンって何ですか?」
三村 「あははははっ」

店主 「それ、それに煮豆腐と煮玉子が入って・・・」
    「5種類でバージョンで・・・500円!」

大竹 「何でバージョンって言うんですか?」

店主 「知らないわよ!付けてくれたの昔!」

一同 「あはははははっ・・・」

大竹 「知らずに?」


三村 「普通はカレーバージョンとか・・・」
大竹 「玉子バージョンとか・・・」
三村 「使うよね」
大竹 「そのバージョンのとこだけ取ったんだよね」
三村 「色んなものを組み合わせることを・・・バージョンと?」
大竹 「色んなものバージョンだね」
三村 「本当は・・・」
大江 「アラカルトとか、そういうこと・・・」
三村 「アラカルト?だって・・・」


大竹 「ここのお店の名前は何て?”元気”?」
三村 「このお店は・・・”元気”」
店主 「ウチはねぇ、”牛もつ元気”って・・・」
    「ウチのこのもつを食べて元気になろう!つって・・・」
    「元気って付けたの」

大竹 「だから、元気バージョンですよ、コレ!」
三村 「そうだ!」
大竹 「そうだよね」

店主 「あぁ~そう言えば・・・じゃ、今度直しとくよ」

大竹 「いや、大丈夫!」

一同 「あはははははっ」

三村 「もう常連の人はバージョンで分かってる」
大竹 「そうそう」
大江 「これがいいんですよ」

三村 「面白れえな~あの字ズラ・・・バージョン」
店主 「お客さんが付けてくれたんだ」
大江 「へぇ~」「じゃあ、頂きますよ」
大竹 「お客様は大事バージョンだな」

何でも「バージョン」にしたがる大竹と三村



大江 「七味ありますよ、七味」
三村 「これ七味?」
店主 「一味!」
大江 「一味?」
三村 「一味がいいんだ」
店主 「七味じゃなくて全部一味!・・・もつは」
大江 「あ~あ」
三村 「よし」

大竹 「じゃ、俺も一味バージョンでいっちゃおうかな」

三村 「そういう使い方じゃないから」
大竹 「これはバージョンじゃないね」


大竹 「煮玉子ってちょっと魅力的だね」
三村 「煮玉子も食いたいな」
三村 「じゃあ、お前バージョンもらえば?」
大竹 「バージョンもらおうかな、バージョン」
店主 「じゃ、これバージョンにするね」

大竹の皿をバージョンに変更する店主。

大江 「私もバージョンに♪」
三村 「全員バージョンにするから!」
店主 「あら!残念ながら豆腐一個足らないなぁ」

三村 「ああ・・・じゃあ、豆腐無いバージョンでもいい!」

大竹 「豆腐無いバージョンでね」
店主 「豆腐無いバージョン?」

店主 「じゃ、お姉さん豆腐入れてあげる」
大江 「あ~、ありがとうございます」
大竹 「豆腐入りバージョンだな」
三村 「俺、玉子バージョン」
店主 「お兄さんは玉子ね」
大江 「はいはい」
店主 「そうしましょう、仲良くね」


大竹 「じゃ、いただくバージョンで」
    「ちょっと頂いちゃいますから」
三村 「頂いちゃえバージョンで」

もつを頬張る大竹。

三村 「コリコリしてんな」
大竹 「うん」
店主 「美味しいでしょ」
大竹 「美味い!」

三村と大江も食べる。

大江 「う~ん」
三村 「うまい」
大竹 「うん、うまいバージョンだな」
三村 「うまいバージョンだ・・・うまいバージョン!」


食事を終えて店を出る3人

三村 「やあ~、お腹いっぱいバージョンだ」
大竹 「やあ~、お腹いっぱいバージョンだな、これは」
大江 「本当ですね~」



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