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絶品ハヤシライスと特大ハンバーグ~キッチンなかよし [飲食店]

<登場人物> さまぁ~ず 大江麻理子 女性店主
<場所> キッチンなかよし


大竹 「まだ、ほら飯食ってないから」
大江 「はぁ~」
三村 「食うの?」「今俺ゲプッて出たら、まだメンチ出てくる」
大江 「やはははは」

大竹 「それはオレもそうだけど」
    「だから・・・メンチ的なもの食おうよ」
大江 「ええっ」
大竹 「被せて」
大江 「被せていきますか?」
大竹 「じゃあ、アレにしよう」
    「”キッチンなかよし”にしよう」

目の前には「キッチンなかよし」という店。

大竹 「味のキッチンなかよしにしよう!」

笑いながらショーケースに近づく三村。
ショーケースにはポークソテーライスや
エビフライライス、鶏唐揚げライスなどのメニューが並ぶ。

三村 「重めぇ~・・・重いよ」


三村 「でもまあ、いいよ」
大竹 「キッチンなかよししかないもん・・・この辺は」
三村 「大江いい?」
大江 「いきますか?」

大竹 「ねっ、営業しちゃってるから」
三村 「一回仲良しになろう」
大竹 「ほら!昔懐かしい味、ハヤシライス」
大江 「あっ、ハヤシライスいいですね~」
大竹 「ねっ」
三村 「いってみようか?」
大江 「はい」

大竹 「なかなか無いでしょ?キッチンなかよし的な感じのとこって」
大江 「うふふふ・・・」
三村 「無い・・・キッチンなかよしは無い!」
大竹 「無いでしょ?」
三村 「オレ初めて入る、キッチンなかよし」
大竹 「じゃあ、今日入ってみよう」
大江 「えへへへ・・・」
三村 「昔ながらの洋食屋ってことでしょ」

キッチンなかよしの店内に入る3人。

三村 「どうも~」
大江 「こんにちは~」
三村 「キッチンなかよしに来ましたよ」
大竹 「もう仲良しで~す」

カウンターの奥で微笑む女店主
3人がテーブルに着く

大江 「あっ、これがメニューですかね」
大竹 「あっ、凄いよコレ」
    「コレね、アルバムみたいになってる」
三村 「あっ」
大江 「ちゃんとしてますね」
三村 「自分で撮ったのかな?」

大竹 「ロースソテライス?」
三村 「ロースソテライスも、あれだね~フフフフ」
大竹 「自分で撮ったんだねコレ」
    「ねえ、お母さん撮ったの?コレ」
三村 「上手じゃないですかコレ」
店主 「そうですかぁ~ありがとうございます」
三村 「美味しそうに・・・撮れてる」
店主 「あははは、そうですかぁ~ありがとう」
大竹 「しずる感があるよね」
大江 「あははは・・・懐かしい・・・」
三村 「しずる感がある写真」
大江 「しずる感が出てる・・・」

三村 「これは紗がかかってんのかな?」
大竹 「ちょっと紗がかかってる」
三村 「紗がかかってるバージョン?」
三村 「野菜サラダはだいぶ紗がかかってるね」

大江 「これ!ちょっと」
三村 「これは~」
大竹 「ちょっとヒレソテーライス、やばいねコレ」
三村 「コレ、手ブレが凄いよね」
    「コレ、手ブレが凄いですよね?」
店主 「震えてたんでしょうね、きっとね」
大竹 「オレ、手ブレ防止のカメラ持ってますけどね」
大江 「あっ」
三村 「そうだ~」

この日3人は、違う店で
それぞれ特徴のあるカメラを購入していた。

大江 「じゃ、どなたかヒレソテーライスを頼んで撮ってみたら?」
三村 「みんなで撮り合おうか?」
  「それぞれ押しのカメラあるジャン」
大江 「はい」
大竹 「だから~」
三村 「誰かコレ頼んでみる?」
大江 「そうしましょう」

三村 「もし、コレ頼んでコレ来ますよね?」
店主 「はいはい」
三村 「そして、僕らは今カメラ持ってんですけど」
店主 「撮って下さるの?」
三村 「パチッと撮って、これより良かったら入れてもらえます?」
大竹 「イイの撮れたら」
店主 「もちろん、使わさせて頂きます!」
大竹・大江 「おぉ~」
大竹 「本当ですか?」
店主 「喜んで」
三村 「じゃあ、ちょっとやろうよ・・・大会」
店主 「お客さんも喜ぶと思います」
三村 「じゃあ、ソテーでしょ」
大竹 「いや、三村は超重いヤツにします」

三村 「何でオレのメニューをお前が決めんだよ!」

大竹 「お前ちょっと見てみコレ!」
    「ハンバーグライス、ちょっと紗がかかってるじゃない」
大江 「ちょっとモヤッてますね」
三村 「霊が憑いてる」
大竹 「ちょっと霊が憑いてる・・・お前コレね!」

三村 「・・・分かりました。ハンバーグライス食べます」
大江 「特大もありますよ!特大」
大竹 「えっ」
大江 「大きさも選べます」
大竹 「じゃ、特大いこう!」

三村 「バカじゃねえの!」

    「この写真撮り合うのに」
    「これ、特大なんてどこにも書いてねーじゃん!」

大竹 「特大がだって載ってないんだもん」
    「特大載ってないでしょう?」
店主 「はい、載ってないです」
大竹 「新しく載せたいもんね?」
店主 「はい、載せますねぇ」
    「写真撮って下さるとありがたいです」
大竹 「ほら!お母さんがああ言ってんだもん」

ということで
三村は写真のない特大ハンバーグライス
大竹はヒレソテーライス
大江は関係ないハヤシライスを注文。



大竹 「来た瞬間撮らなきゃだめだね」
三村 「来た瞬間だよね」
大竹 「しずる感!」
三村 「しずる感が大事」
大竹 「来た!」
三村 「おっ、来た」

店主が料理を運んで来る。

三村 「これ何ですか?」
店主 「ソテーです」
大竹 「来た!」
三村 「写真撮んなきゃいけないヤツじゃんコレ!」
大江 「そうですよ」
三村 「よし!」
大江 「はい」
三村 「このバランスでいいですね?」
店主 「はい」
三村 「よし!」

三村 「ご飯が手前だったのね・・・アルバムによると」
大竹 「そう・・・いくよ」
三村 「手前ね」

大竹が写真を撮る

大竹 「オレ何でコレで撮ってんの?なあ」

大竹のカメラは水中撮影用。

大江 「はい、三村さん」
大竹 「意外と大江のがいいんじゃないかと・・・」

三村がカメラを構える。
三村のカメラは手ブレ防止。

大江 「みなさんフラッシュ無しで・・・」

三村がシャッターを押す。

三村 「コレいいと思うよ~」
    「コレ入り込んじゃったかなぁ今」

テーブルの上の週刊誌をどける。

大竹 「大江はい」
大江 「はい」
三村 「大江のね、その夜間撮影の感じ・・・いいかもしんない」
大江 「いいかも知れないですね」
    「いきま~す」

大江がシャッターを押す。

大江 「ううん!」

大竹が2回目に挑戦。

大江 「フラッシュ焚かない方がいいんですかね?」
三村 「オレ、今フラッシュ焚かないで撮っちゃったけど大丈夫かなぁ」
大江 「じゃあ、私がフラッシュ撮っておきます」
三村 「大江下手だからな~写真」

大江の写真に写り込もうとする三村。
大江がシャッターを押す。

大竹 「お前、入っちゃうだろ!お前」
大江 「あははっ」


大竹 「ほら来たよ!次の」
大江 「おっ」
大竹 「ハンバーグ?コレどかして一回」

三村がソテーをどける。
店主がハンバーグを運んで来る。

三村 「うわ~すげぇー」

大江 「うわ~」
大竹 「すげぇーなぁ、三村さん」
三村 「でけぇー!」
大竹 「三村さんすごいねー」

三村 「コレ写真撮んないと・・・デカすぎて」
大竹 「これ、デカさを・・・」
三村 「デカさを強調?」

三村が撮る。

三村 「よし!」
大竹 「フラッシュいったの?最後の一枚」
三村 「うん」
    「あ~もう終わっちゃった」

続いて大竹も撮影。

大竹 「はい、OKです」
大江 「はい」
三村 「よーし」
大竹 「はい、じゃあ・・・」
大江 「もう撮り終わったもの出して貰った方が・・・」
大竹 「現像してもらおう」

スタッフが現像しに行く。



三村 「もう食うよ!」
店主 「ハヤシです」
大江 「うわ~!美味しそう♪」
大竹 「うわ!美味そう、ハヤシはあるなぁやっぱし」

ソテーを食べる大竹。

大竹 「美味い、うまいよ!」
店主 「ありがとうございます」
三村 「美味い!コレ・・・ハンバーグ」
大竹 「美味い!」

ハヤシを一口食べる大江。

大江 「う~ん」
店主 「美味しいですか?」

大江 「これは恐れ入りました」

大竹 「美味い?」
大江 「ちょっとビックリしますよ」
大竹 「大江はなかなか褒めないからね」
大江 「そんなことないです」

三村 「恐れ入りました?」
大江 「はい」
大竹 「今、本気の声だもん」
大江 「はい」
    「ちょっと食べた方がいいと思います」
三村 「ビックリ?」
大江 「はい」

大竹にハヤシライスを差し出す大江。

大竹 「いいの?食っちゃって」
大江 「はい」
大竹 「熱い?」
大江 「ちょっと熱いです」

大竹が一口食べる。

大竹 「うん!美味い!」
大江 「本当に美味しいですよね」

三村も大江のハヤシライスに手を出す。

三村 「ハヤシの美味い不味いにはうるさいよオレ」
大竹 「いや、コレは美味いや・・・やられたね」

ハヤシを一口食べた三村が店主の方を振り向く。

三村 「美味い!」

微笑む店主。

大竹 「やられたね、これは」
店主 「ありがとうございます」
三村 「これぞハヤシライス!っていうハヤシライスですね」
大江 「コレもう全部自家製っていうかお手製なんですか?」
店主 「はい、全部自分で・・・」

大江 「うわぁ、今まで食べたハヤシライスの中で一番美味しいかもしれない!」

大竹 「初めて言ったね、そんな素敵なコメント」
三村 「モヤさまで初めて言ったね」
大竹 「ねっ」
大江 「感動しました」


三村 「ハンバーグ誰も食おうとしないけど食っていいよ」
大竹 「うん」
三村 「大竹さん・・・デカいんだよコレ」

    「でけぇんだよコレ」

笑い出す3人。

三村 「スーパーでけぇよ」
    「オレ、卵こういうの3つ食うって初めてなんだよ」
    「もう1個食ったんだけど・・・あとまだ2つ残ってる」



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